包丁にとって、切れ味は最も重要な要素であります。
切れない包丁を使えば、お料理の能率がさがるのはもちろん、
無駄な力が入るので、怪我もし易くなります。
お料理の味にも決定的な影響を与えます。
切れない包丁で肉を切れば、肉汁がたくさん流失します。
野菜を切れば、細胞を破壊してビタミン・ミネラルなどの栄養素を損失し、
鮮度が数段早く落ち、歯ざわり・舌ざわりが悪くなり、お料理の味が当然の事ながら落ちてきます。
玉ねぎを切って、涙が出るのも、玉ねぎの中の催涙物質のある細胞を破壊しているからです。
切れる包丁で玉ねぎを切ると、細胞の破壊を最小限に抑えることで、玉ねぎに泣かされることもなくなります。
切れない包丁を使うと、お料理の味だけでなく見た目にも悪く、
トマトのような柔らかいものは、力が入るため身が崩れます。
リンゴは、細胞破壊のために短時間で褐色に変化してしまいます。
このように料理にこだわりを持つ人は、本物で本当に良い包丁をお使いくださいませ。 |